イチゴ農家が我が子同然と語る『静岡の紅ほっぺ』 その名前の理由がかわいかった

イチゴ農家が我が子同然と語る『静岡の紅ほっぺ』 その名前の理由がかわいかった

おいしいものがたくさんある日本。偶然そうだったわけではなく、数多くのつくり手の「おいしくて、身体にも安全なものを届けたい」というひたむきな気持ちが、長い年月をかけてつくり出したものです。

そんな、おいしいものをつくり出している『人』にスポットを当てて、そのこだわりや考え方をご紹介します。

静岡県産 紅色いちご『紅ほっぺ』

「つややかな紅色いちごは、わが子同然の箱入り娘」

紅ほっぺ

つやのある鮮やかな紅色でしっかりとした甘さがあり、ほっぺが落ちるようなおいしさ。

そんな特長から名付けられた静岡県生まれのイチゴ『紅ほっぺ』は、遠州灘に面した静岡県中西部がおもな産地です。

菊川市・掛川市・御前崎市などの『JA遠州夢咲いちご委員会』に属するイチゴ農家は、『紅ほっぺ』をはじめ、『章姫』や『きらび香』といったイチゴを栽培しています。

その中でも群を抜いて出荷量が多いのは、やはり『紅ほっぺ』!

紅ほっぺ

出荷の際はパックに並べるイチゴの向きはもちろん、階級によってはパックを止めるテープの数まで規格があるというから驚きです。

『紅ほっぺ』を育てる農園を訪ねてみると

今回『JA遠州夢咲いちご委員会』の1人、渡邉さんの農園を訪ねました。

イチゴ農園の写真

取材に訪れたのは、紅ほっぺの収穫が一段落した中休みの時期。
次の収穫に向けて、これから育つ実がいっぱい。

イチゴ農園の写真

ビニールハウスの中ではミツバチが忙しそうに飛び、受粉の手助けをしています。

遠州夢咲いちご委員会の写真

いちご愛が止まらない、農園主の渡邉さん。
ステキな笑顔が印象的だった。

渡邉さんは、笑顔でこのように語ってくれました。

「自分もスタッフも、それこそ子どもを育てるように、真剣にイチゴに愛情を持って育てています。うちだけじゃなくて、委員会の他の人たちもみんな同じだと想いますよ」

いちご農園(作業風景)の写真

渡邉さんの農園では、スタッフ総勢6名で、毎朝8時からいちごの世話をしている。

イチゴの苗は葉も茎も大きく、気持ちよさそうにのびのびと育っているのが伝わってきますね。

ますます『紅ほっぺ』を、食べたくなったのではないでしょうか。

紅ほっぺの写真

香りが豊かで、へたのあたりまでしっかりと赤くなっているのが、おいしさのポイント。

『紅ほっぺ』は完全予約販売

grape SHOPでは『紅ほっぺ』の予約販売を受付中です。

販売期間は2024年2月15日まで!2月下旬頃までに、順次お届けします。

紅ほっぺ

しっかりとした甘みがあり、ほっぺが落ちるようなおいしさのイチゴは、生クリームとの相性が抜群。

そのまま食べるのはもちろん、手作りケーキにトッピングするのもおすすめです。

農家の人たちが心を込めて、わが子のように大切に育てたイチゴを食べてみませんか。


[文・構成/umashima、grape編集部]

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