「不ぞろい、傷あり、でも美味しい!」環境に優しい農業を目指す農家が作ったポンカン

「不ぞろい、傷あり、でも美味しい!」環境に優しい農業を目指す農家が作ったポンカン

おいしいものがたくさんある国、日本。偶然そうだったわけではなく、数多くのつくり手の「おいしくて、身体にも安全なものを届けたい」というひたむきな気持ちが、長い年月をかけてつくり出したものです。

そんな、おいしいものをつくり出している『人』にスポットを当てて、そのこだわりや考え方をご紹介します。

愛媛県伊予 『無茶々園』

ポンカン生産者と農園事業部スタッフの写真

河内晩柑(ジューシーフルーツ)の生産者・丸山さん(左)と無茶々園、事業部の高瀬さん(右)
河内晩柑がたわわに実る丸山さんの農園前で撮影

「変わらない田舎の姿をこれから先も守っていく」

愛媛県明浜町を中心に環境保全型農業を展開する『無茶々園(むちゃちゃえん)』は、1974年に地元の農業後継者数人が15アールのいよかん園を借りて、有機農業の研究所を作ったことから始まりました。

無茶々園の写真

それは志を同じくする者の集まりにとどまらず、その取り組みに賛同した仲間がさらなる仲間を呼び、今や農業の枠を超えた地域ぐるみの大きな活動帯となっています。

「地域の資源を活用して商品にし、僻地や田舎をより良くしていこうという想いがあるんです」と、農業仲間のひとり『てんぽ印』代表の村上さんは語ります。

てんぽ印代表の写真

『てんぽ印』代表の村上尚樹さん

農業を通し、人と地域を守る。

先人の取り組みと想いは 確かに受け継がれています。

河内晩柑の写真

さわやかな香りで、甘酸っぱくジューシーな河内晩柑

『無茶々園』のしっかり甘くてみかんのように食べやすい『ポンカン』

grape SHOPでご用意したのは、『無茶々園』がつくる、温州みかんよりも糖度が高く、しっかりとした甘みが特長のポンカンです。

ポンカンの写真

外皮はやわらかく手で簡単にむくことができ、内皮がとても薄く、内皮ごと食べられるのも魅力。

ポンカンの写真

種が入っていますが、果肉の一粒一粒がしっかりとしていて、甘みを感じられます。

果肉はもちろん香りまでも甘い、食べやすさが持ち味です。

ポンカンの写真

『無茶々園』では、環境に優しく自然に近い状態で栽培しています。

そのため除草剤や化学肥料を使わず、最低限の農薬で育てているので、見た目がすべて整っているわけではありません。

ポンカンの写真

サイズが多少不ぞろいであったり、表面に小さなキズがあったりする場合もありますが、しっかりとした甘みを味わえます。

『無茶々園』のポンカンの販売は、2024年2月5日まで!2月中旬頃までに順次お届けします。

大切に育てられたポンカンを食べてみませんか。


[文・構成/umashima、grape編集部]

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