ソダテマス盆栽栽培セット

和紙の包みを開けるとヒノキがほんのり香る、日本らしい装いです。
桜

季節ごとに色を変える葉は可愛らしい盆栽に。いつの日か大きく育ち花を咲かせるかも…。
紅葉

小さな幼木のうちから特徴的な葉の形が楽しめます。新緑も美しい日本を代表する植物。
はじめに
樹木にはそれぞれ、休眠・発芽・開花などの生育段階に合った最適な時期があります。
自然界では樹木の種は地中で冬の寒さを体験し、春に発芽するなど気温の変化にともなって生長します。
『さくら』と『もみじ』は自然に近い環境を人工的に作り上げることにより、種から育てることができます。
【1】種の低温体験
『さくら』と『もみじ』は種まきをする前に種を冷蔵庫に入れ冬を疑似体験させます。
冷蔵庫から出すと種は気温の上昇を感じとって発芽に備えます。
種まきは、発芽時期が真冬と真夏にならないように逆算し、タイミングをはかって行います。
秋に種をまいた場合は翌年の暖かい時期に発芽することがあります。
種をまいた時期によっては発芽に1~2年かかる場合があります。
種まき時期を確認して冷蔵庫から取り出します。
『さくら』は約40℃のお湯を浸し、1~2晩置いておきます。
種が十分に水を含んだら種を取り出し種まきしてください。
『もみじ』は冷蔵庫から出したら水に浸さずそのまま種まきしてください。
【2】種まき
・枡に培養土を入れます。
・全体に行き渡るように約50㏄の水をゆっくりと注ぎ、土に水を浸み込ませてください。
※ごくまれに水が漏れることがありますので染みの付きやすい家具の上などで行わないでください。
勢いよく注ぐと土が浮いてきますので注意してください。
水が浸み込んだら土の表面を割り箸などで平らにし種をすべてまきます。
間隔をあけて深さ1.5㎝(もみじのみ5㎜)ぐらいの穴を種の数だけあけて1粒ずつ種をまき、周りの土を寄せてかぶせて種と土をなじませます。
【3】発芽までの管理
・発芽するまでは、土の表面を乾かさないようにして直射日光を避け、栽培に適した明るい場所で管理してください。
※土の乾燥を防ぐために、ラップなどを軽くかけておくと発芽しやすくなります。
・発芽後はすぐにラップをはずしてください。
※発芽前と生育初期の水やりは種が流れないようにやさしく行ってください。
※「さくら」と「もみじ」は他の植物に比べて難易度が高く発芽するまでに長い時間が必要です。「さくら」の開花には4~5年かかります。
【4】育て方
・発芽後は適度に(半日以上)日当たりと風通しの良い場所に置きます。
・土の表面が乾いたら水を与えます。枡の底に穴があいていないので水の与えすぎに注意してください。
・草丈2~3㎝になったら丈夫な苗を1本残し、間引きします。間引く際は根元を指で押さえてゆっくりと引き抜き、残す苗を傷めないように注意してください。
・草丈10㎝になったら植え替えて育てることをおすすめします。根の周りの土を崩さないように注意して土ごと苗を取り出し、より大きな鉢に植え替えてください。
使用上のご注意
・種や土などをお子様やペットが誤って口にいれないよう、取リ扱いには十分注意して下さい。
・種を食用/飼料用に使用しないで下さい。
・枡の底には穴があいていません。水の与えすぎは根腐れの原因になリますのでこ注意下さい。
・枡には天然素材であるヒノキを使用しています。長期間栽培容器として使用すると、材質の伸縮によリ水が浸み出て、汚れたりカビが生えたリすることがあります。長く素材の風合いを楽しむためには風通しと日当たリのよい場所でお使い下さい。
・また染みの付きやすい家具の上などに置かないで下さい。
・気象条件、地域、標高など栽培環境によリ生長具合や栽培結果は異なります。
・種まきは真夏・真冬を避け、管理しやすい時期を選んで下さい(発芽・栽培適温に達しない場合は発芽しなかったリ、生育不良になったりする場合があります。)
商品情報
■サイズ:W8.5cm×D8.5cm×H5.5cm
≪桜≫
・発芽適温:15~20℃
・発芽日数:1ヶ月~1年
・開花目安:4年以上
≪紅葉≫
・発芽適温:15~20℃
・発芽日数:1ヶ月~1年
※種まきは、真夏・真冬を避け、管理しやすい時期にお植えください。
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